キッチンロケットストーブの作り方 2015 きっと被災地でも活躍する !!
事の始まりは東北震災後の 被災地支援 「島根焚き火小屋」さんから。
おすすめ、保存版パンの焼き方 電気が止まってもガスが切れても、少しの木材、割り箸でも燃える物があれば、煮炊き出来ます。 ご覧いただきありがとうございます。多くの方々に見ていただき、キッチンロケットストーブの有用なことを体験して理解していただけたらと思っています。 さて、難関だった「五徳」について、進展がありました。手作り溶接でなく、少し工業製品化を試しています。 ブログに経緯を書きましたので、よろしければ。 五徳のカタチで紹介しています。 ↑とりあえず50個を試作して市販を始めました。コメントなどいただければ幸いです。 ___________________________________________________________________ キッチンロケットストーブの作り方 YOU TUBE 作り方1 YOU TUBE 作り方2 YOU TUBE 作り方3 無言で、申し訳ない。若い頃「見てわからんモンは、聞いてもわからん」と今で言う山ガールに言われたことがありまして。見てくださいな。 必ずゴーグルしてくださいね。鉄粉が目に入ると失明の恐れがあります。少し配慮不足の場面もありますが、それぞれ安全には気をつけてください。 ペール缶を加工する道具について ドリル等の電動工具があれば加工は簡単ですが、ペール缶の鋼板の厚さは意外と薄いので千枚通しでも穴は開けられます。 ドリルが無くてもリーマーや電工ナイフでも穴は大きく開けることができます。 今回は正確に早く作りたいので、手持ちの電動工具を使って作成しています。 材料は ペール缶2個、煙突(直、曲り、T)、M6ボルト15mm(ペール缶連結用)4本、M6ボルト10mm(煙突補強用)4本、パーライト(およそ35リットル使うので50リットルを買って、残りは補充用に)、五徳(煉瓦3個でも、廃棄のコンロ台の五徳利用もあり。少し不安定ですが) 煙突の種類 ステンレス 半直筒 φ106mm、ステンレス エビ曲90° φ106mm、ステンレス T曲 φ106mm パーライト(真珠石) 費用は近くのホームセンターで 煙突 半直筒 φ106mm-958円、エビ曲90° φ106mm-948円、T曲 φ106mm-1380円 パーライト(真珠石)1280円-、M6ボルト15mm-180円、M6ボルト10mm-180円 計4926円 道具は 電動ドリル6mm、電動ドライバー細めのドリル、リーマー、金切りはさみ、電工ナイフ、ディスクグラインダー(カット用、無くてもハサミでなんとか) ストーブの高さが今回は645mmになるように作ります。この高さで、煙突の上端がペール缶の上縁より約1センチ下がるように寸法を決めています。ただミリ単位での誤差は出ます。 ストーブの高さ645mm-煙突高さ594mm-上端からの下がり10mm=横穴の下の高さ41mm 煙突の高さは製図の数値なので、組んでみて実測して求めてください。数ミリの差はあります。 煙突上端をペール缶の上端から下げたいときは横穴の高さ(図では42mm)を下げるか、全体高さ(図では645mm)を上げます。 上段のペール缶の底は煙突穴の切れ込みを入れて最後にカットするようにします。最初にカットしてしまうと穴あけがやりにくくなります。下段のペール缶のハンドルは外しておきます。 ハンドルの根本をペンチやニッパーでひねると簡単に外れます。 連結する穴の開け方について、太鼓のような架台を作って見ました。 正確ですし、簡単だし、時短だし、斜めにならないし、作る機会が多い方は是非作って見てください。 ★★1個だけの場合は、以下の通りです。 下段にセットするペール缶にボルト孔を4カ所あけます。対角になるようにあけます。位置は多少のズレは問題ありません。 2カ所目は、最初に開けてボルトで仮止めした箇所の反対側をあけます。隙間を均等にして。3カ所目は、その中間を開けます。 まずは小さな孔をあけてから、6ミリのドリルで大きくします。千枚通しやリーマーで大きくしてもよい。穴の位置は正確で無くてもいいが、幅が狭いので限られてくると思います。 あけたボルト孔の位置をはかります。今回は348mmなので645mm-348mm=297mmになるので、上の缶のボルト孔の位置は297mmのところになります。 最初のボルトの位置に孔をあけます。例297mmのところになマジックペンでマーキングして穴あけをします。他の3カ所穴の位置は実測して決めていきます。 仮組みし、ボルトで固定します。仮組みした高さを測ります。きっと数ミリ違ってきますが、この高さを基準に他のボルト孔をあけていきます。 横に寝かせて、高さを測りながらボルト位置をマジックなどでマーキングします。隙間は均等にしておきます。折りたたんだ紙をくさびのように挟んでおくといいと思います。 寝かせたまま、電動ドリルやリーマーで孔をあけます。電動ドリルなら組んだまま孔をあけていきます。千枚通しやリーマーで孔をあける場合は、ばらしてあけた方がよいと思います。 残りの2箇所についても高さを保ち孔の位置を決めます。3つめのボルトで水平が決まるので、4つめの位置も決まってきます。 仮組みします。問題がないかチェックします。水平が多少ずれていても五徳で斜めの調整はできます。 型紙を作ってマジックでマーキングします。そのままA4サイズでプリントすると実寸法の図面になります。 下段に使うペール缶の焚き口の横抜きのところです。ペール缶が曲面なので横に少し長い楕円で書いてあります。 上段に使うペール缶の底を丸く抜く図面です。切り離して煙突が貫通して五徳の台になります。 厚紙にプリントするか、ラミネートするのも丈夫でよいと思います。 煙突の大きさより約2mm大きくカットするように型紙は作ってありますが、マーキングしたマジックのラインまで切るか、ラインの途中できるかによって微妙に通らない場合もあります。 型紙を煙突に当てて空きを見てみます。横は小さめなので大きめにマーキングします。底は丁度いいかな。 電工ナイフでカットします。缶切りの要領で少し力を入れると「スッ」と切れます。 金切りハサミで丸く切り抜きます。 細かく切り込みしたほうが円に近くなるので通りやすくなります。 ディスクグラインダーでカットするとこんな感じ。 やっと上のペール缶の底を抜きます。マジックでラインを書いておくとズレずにカットできます。2センチでカットしました。 必ず手袋をして曲げます。素手だと手を切ること保証します。 入らなければ、もう一度型紙を当てて大きめにカットします。鉄なので無理にしても入りません。 煙突を当ててみます。中側から太い方、ホンマの煙突ならシールのある方が外側です。切り込みは煙突が通る程度に曲げておきます。折り込んでしまうと、隙間からパーライトが漏れてくることがあります。隙間が大きいときは、曲げた切れ込みを戻しておきます。 五徳台(ペール缶の底)を曲げておきます。細かく切った方が円に近く入りやすいです。 ペール缶を組み立てて煙突を繋ぎます。 五徳台をかぶせて取り合いを確かめます。ペール缶の縁から煙突までの長さを測っておきます。煙突が真ん中になるように、パーライトを入れるときの目安にします。 パーライトを詰めます。煙突Tの蓋をかぶせておくと煙突に入りません。 煙突の下がりを確認してみます。約1センチです。ほぼ設計通りになりました。 五徳台を被せて完成です。 オプション 煙突のつなぎを補強します。 五徳は煉瓦などを使います。 特注の五徳をセットして完了。 鉄の輪っかの五徳は、何とか安く作れるようにうになりました。安く作って東北支援になるようになればと。 本サイトにアップしました。少ししか作れないので、、。たまにヤフーオークションに出しています。 今は溶接の必要なし五徳を考えています。 とりあえず2015/10/15版です。 わからないところがあればお知らせください。修正しアップしていきます。
by enasanroku
| 2015-10-15 08:00
| ロケストとノブヒェン
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